SBISLから本日付でSBISL不動産担保ローン事業者ファンド2019年4月第1号運用予定表が送られてきました。普段あまり内容を精査しなかったのですが、今回は真面目に内容を読んでみたいと思います。
・参考記事 SBISL 不動産担保ローン事業者ファンド 考察
・案件分散が行われている
運用予定表には、ファンドにおいて行われた貸付件数の表記があります。SBISL不動産担保ローン事業者ファンド2019年4月第1号においては、この1ファンドだけで14件へ貸付が行われています。
上記画像の下段部分ですね。さらに本商品は一次貸付先である不動産担保ローン事業者が2~4社あり、かつリコースローンとなっています。14件の最終貸付先のどれか一つが焦げ付いても不動産担保を処分し回収、また元本割れとなっても、不動産担保ローン事業者は他の貸付先から得られた利益をもってSBISLへ返済しなくてはなりません。
このことから不動産担保ローン事業者ファンド無印は、「ソーシャルレンディングの中では、分散が効いた比較的リスクが低い商品」であることが分かります。
ちなみにPlusシリーズの運用予定表には貸付件数という項目は有りません。募集要項から鑑みるに、おそらく数件程度で殆ど分散が効いていないのでは、と予測されます。無印とPlusの利回りの差は、そういうところにあるのだと考えます。
・ロールオーバーが発生している!?
無印4月1号の申し込み状況を見ますと、どうやらロールオーバーが発生していることがうかがえます。申込金額4億3053万円に対し、貸付実行額は3億2540万円となっています。約1億程度がロールオーバーされていることになりますね。
無印5月1号の募集状況を観ましても、募集が始まった本日時点で既に1億を超える申し込みが有ります。殆どが前月からのロールオーバーなのでしょう。投資希望者は早目に申し込みをしたほうが良いかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿