わが往くは電子の大海～ソーシャルレンディングと積立投資～: ＧＰＩＦに学ぶ『資産形成』

2019/02/02

ＧＰＩＦに学ぶ『資産形成』

平成３０年度第三四半期運用報告が出ました。１０～１２月は１４．８兆円の損失とのこと。諸々の要因による年末年始株価下落を受けての数字ですね。

GPIFは、2018年度第3四半期運用状況（速報）を公表しました。https://t.co/ErvVSHyiHf pic.twitter.com/jUhhs5wPbO
— GPIF (@gpiftweets) 2019年2月1日

ＧＰＩＦではＹｏｕＴｕｂｅにて運用報告の動画配信を行っております。こちらの動画を見ていただければ、なぜそうなったのかを知ることができ、超短期（四半期なんて瞬き程度の期間でしかない）での相場変動は問題にならないという、長期投資に対する基本的かつ最も重要な考え方について学ぶことができます。

GPIFは、2018年度第3四半期運用状況（速報）の説明動画を、YouTubeで配信しましたので、ご覧ください。https://t.co/iNTt0yBnuH
— GPIF (@gpiftweets) 2019年2月1日

インデックスファンドを積立投資している金融リテラシーの高い人たち（マニア）にとっては「バーゲンセール到来！ガッツリ仕込むチャンス到来！」程度のことなんですが、いわゆる普通の人たちには「Ω＜ﾅﾝﾀﾞｯﾃｰ！！」という事態に。

そもそもＧＰＩＦ中の人曰く「運用が順調な時には取材に来ないのに、赤字の時だけ沢山来る」とか。そういう記者はきっと金融リテラシーの「きの字」すら知らないのでしょうね。

ちなみに運用を開始した平成１３年以降の累積黒字は５６．７兆円で、年率換算２．７３％にも上るそうです。昨年平成２９年度は配当収入だけで２．８兆円もあったとのこと。

短期情勢に惑わされないＧＰＩＦの姿勢こそ、我々が学ぶべきものである。