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2019/01/31

SBISL手数料値下げ!投資家利益が年間XXX万増加!



管理人のメイン投資先であるSBIソーシャルレンディングから嬉しいお知らせが。
常時募集ファンドである『SBISL不動産担保ローン事業者ファンド』の管理手数料が従来の1.8%から1.5%へ値下げされ、その分を投資家利回りへ還元するとのことです。


※参考過去記事 SBISL 不動産担保ローン事業者ファンド 考察
        SBISL バイヤーズ22号競売結果


数多あるソーシャルレンディング案件のなかでも特に『すごく・・・固いです』と言われているファンドであるだけに、この手数料率値下げは素敵です。自分、惚れてもいいっすか?


数字に直すと「たかが0.3%」ですが、比率で見るとその効率が分かるというもの。
以下、平均貸付金利に占める管理手数料をパーセンテージで表します。

貸付金利 手数料率 予定利回 手数料の比率
旧制度 最低 5.00% 1.80% 3.20% 36.00%
旧制度 最高 6.50% 1.80% 4.70% 27.69%
新制度 最低 4.70% 1.50% 3.20% 31.91%
新制度 最高 6.50% 1.50% 5.00% 23.08%


SBISLの取り分が4.0~4.6%も少なくなっています。

では次に投資家へ還元される金額を実績ベースで算出してみましょう。

2019/01/15現在の運用状況より
・運用中元本 3,216,600,000円
 ・旧手数料   57,898,800円(運用元本に1.8%を乗じた年換算手数料)
 ・新手数料   48,249,000円(運用元本に1.5%を乗じた年換算手数料)

現在の運用額が32億円であり、このペースを維持していけば年間5800万円の管理手数料がSBISLへ入るはずでした。しかし手数料を0.3%下げたことによりSBISLが受け取る管理手数料は年間960万円も減少してしまうのです。約1000万です。もうちょっとで日産GT-Rが新車で買える金額ですよ!そんなに投資家へ還元してもいいんすか!
SBISLがこの1000万円を取り戻すためには 運用元本を6.5億ほど増やす必要があります。何という太っ腹!!BMI換算で40くらいの太っ腹です!!

管理人は1月上旬に無印へ30万投資したけど、いや、いいです、また投資します。


※ソーシャルレンディングは元本保証されない商品です。分配遅延、元本毀損など、最悪全損の可能性がある商品です。投資は自己責任で。

※本記事における検証は管理人の独断と偏見と主観バリバリであり、実際の運用では異なる結果になる可能性の方がどちらかと言えば高いと思いますので、そこのところはご容赦ください。要するにSBISLスゴイって言いたかっただけです。




  

2019/01/30

為替ヘッジって何ですか?(意訳的解説)


※注意!本投稿は執筆者の主観バリバリな解説です。願わくば鋭い突込みは許してくださいお願いします。

ソーシャルレンディングの海外案件を見ていると時々『為替ヘッジ』なる単語が出てきます。ディープなインデックス投資家の皆様には馴染みの深い単語ですが、ソーシャルレンディングから投資の世界へ飛び込んだ方には「何それ?」という方が多いかと思います。

と、いうわけで、ものすごーくざっくりした表現で、意訳的な解説をしていきます。


まず前提条件として次の内容を「そういうものだ」と思ってください。
・現金の価値は常に変動する、「絶対的なもの」ではない
・金利が一定以上の通貨は、インフレが起きているということだ
・インフレ率に応じて通貨価値が目減りしている
・つまり日本より金利の高い通貨は、日本から見て長期的には通貨価値が減少している
・なので高金利通貨で預金しても、為替変動により日本円預金と同じ金利になっちゃう
・ぶっちゃけ手数料負けする


短期目線で見れば時勢に応じるように激しく上下する為替レートも、長期目線で見れば両国間での経済情勢によって決まってくるそうです。難しく考えなくていいです、そういうものなんだー、くらいの感覚でとらえてください。

※この長期目線で考える人たちの主流派で唱えられているのが「為替ヘッジ不要論」です。金利差による通貨価値毀損とヘッジコスト、外国株式の成長、プレミアムリスク、いろいろな単語が出てくる議論でして、投資初心者からすると「高尚な神学論争」と感じてしまいますが、ちゃんと数式で証明されてるみたいです。私は見てもわかんないんだけど。



で、為替ヘッジについて。これは為替予約とかオプション取引とかで手数料を支払うことによって為替変動リスクを小さくすることです。この為替ヘッジにかかるコストは、両国間の金利差や通貨需要によって決まります。ざっくり言うと「保険料払って円高による損失を補てんしてくれます」みたいな仕組み。(スーパー意訳)
またヘッジコスト以外にも「円安進行による為替変動利益の機会損失」も発生します。


ここまでの仕組みについてはPIMCOジャパンのWebサイトに詳しい説明が載っています。間違いなく私の話よりそちらの方が分かりやすくて正しいので、必ず読みましょう。読んでみてわからなくても別に恥ずかしい事ではありません。100%正確に理解している人の方が少ないです。多分。



前置きが長くなりました。それではこれをソーシャルレンディングに当てはめて考えてみましょう。クラウドクレジットにて定期的に募集が行われている東欧金融事業者ファンドを事例とします。




上記両ファンドは、全く同じ日時、同じ期間、同じ貸付先で運用された商品で為替ヘッジの有無だけが違いとなります。両ファンド募集時の期待利回りは次のようになります。
・ヘッジ無し 9.1%
・ヘッジ有り 7.6%
※運用期間 2017/12/05~2018/12/25 385日

当然ですが前者のファンドはヘッジコストが必要な分、期待利回りが低下しています。しかし、運用中円高が進行し、EUR/JPYが133.5円から125.3円まで下がってしまいました。その結果、以下のような運用成績となりました。
・ヘッジ無し 2.9%(6.2%DOWN!!)
・ヘッジ有り 7.7%(期待値通り)

※詳細は下記リンク先の運用報告書をご確認ください。
     東欧金融事業者支援ファンド39号 運用状況
【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド43号 運用状況    


無論、逆に円安進行による為替変動益を得たファンドもあります。東欧金融事業者支援ファンド12号の例ですが、円安進行により年率換算38.1%(運用は7ヶ月のため、実際には20.4%の利益)という数字をたたき出しています。

このように、1年という短期の運用かつ株式と違い期待利回りからのブレが少ない債券投資では、為替ヘッジは損失を限定する目的で有効であることが分かります。

私見ですが、用意した資金を一発勝負で全部投資する場合にはヘッジ有りを。少額ずつ定期的に継続投資(相当長期間の継続投資が求められる)する場合にはヘッジ無しでよいのでは、と考えています。(参考 野村證券 | ドルコスト平均法(証券用語解説集)

以上、皆様のソーシャルレンディングライフの参考になれば幸いです。



・関連過去記事 クラウドクレジット 為替ヘッジ?マイクロファイナンス?
        クラウドクレジット Amazonギフト券プレゼントキャンペーン

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※クラウドクレジットで取り扱っている商品は元本保証されない商品であり、投資先が新興国・途上国というカントリーリスクの高い地域です。また予想外の理由による延滞や元本割れも発生する恐れがあります。投資実行前に必ず商品内容を確認し、自己責任において投資してください。

  

2019/01/28

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画像はクラウドクレジット様公式サイトよりお借りしています

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※キャンペーンは2019年2月12日にて終了しました。

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愛車点検 ダイハツ ソニカ



今日は、わが愛機たるダイハツ「ソニカ」の一年点検を受けにダイハツのディーラー店へ行ってきました。

写真でフロントグリルが前期型になっていますが、この車両は貴重な後期型です。新車購入当時は「前期型のグリルの方がいいなー」と思い交換したのですが、今となっては後期型であることを強調するメッキグリルのままにしておけばよかったなと。

さてこのソニカ、3年という短い販売期間の中で前期後期合わせて3万台弱しか生産されなかったうえに、後期型は6千台ほどしか生産されておりません。私が購入したときは受注生産状態で、月間販売台数も毎月コペンに負けているという不人気ぶりでした。

不人気の理由としては主に二つ。
・今も昔も軽自動車の主流はトールワゴン
・ラインナップにターボ仕様しかなかった

ところが一転、カタログ落ちしたらしたで中古車市場での人気が上がってしまうという、ということになってしまいました。当時担当してくださった営業さんの話では「指名買い」するお客さんばかりとのこと。今現在も所有されているオーナーさんはなかなか手放さないでしょうなー。

ソニカについて語り出すと止まらなくなるので、今度改めてソニカの魅力についてまとめた記事を投稿したいと思います。


※店内での写真撮影および掲載について事前に店舗様の了承を得ております。



  

2019/01/27

株式投資 ETF紹介 上場インデックスファンド日本高配当


ソシャレンの話ばかりで投信や株の話が全然無いじゃないか!と言われそうなので、今日はそっち方面の記事にしたいと思います。

今回は私が保有しているETF(上場投資信託)について解説していきたいと思います。ETFとはなんぞや?という方は、野村アセットマネジメントや日興アセットマネジメントの解説サイトが詳しいかと思いますので、以下のリンクをご参照ください。



紹介いたしますETFはタイトルにもある通り「上場インデックスファンド日本高配当(以下上場高配当と呼称)」となります。「東証配当フォーカス100指数」というベンチマークに連動したインデックスファンドということになっていますが、本記事執筆現在(H31/01/26)、同ベンチマークを採用するのは本ETFのみであり、実質的にはベンチマーク無し(アクティブファンド)であると私は考えています。

TOPIX1000と東証REIT指数の構成銘柄から時価総額及び予想配当利回りを基準とし、「株式90:REIT10」の合計100銘柄を選定しています。

事実上のアクティブファンド故、気になるのはTOPIXとのパフォーマンス比較となります。ですので、TOPIXインデックスETFの代表格ともいえる、みんな大好き「TOPIX連動型上場投資信託(1306.T)」を例に上場高配当と比較してみたいと思います。





上記画像は分配金を含まない基準価格です。時期によって乖離は有りますが、ほぼTOPIXと同等の値動きをしていることが分かります。

高配当をうたうだけあって、TOPIX連動型ETFと比較すると、分配金利回りが1%前後高くなってきます。それなのにTOPIXに劣らない成績ですから、いやはや本当に素晴らしいと思います。

しかし、私が考える上場高配当のメリットは他にあります。それは「組み込まれているREITの分配金が配当控除の対象となる」ことです。
交付目論見書に配当控除適用の記載有り


通常、株主が受け取る配当金は、課税後に残った利益から支払われるため、確定申告時に総合課税として申告すれば配当控除が受けられます。しかしREITの場合、課税前利益から分配金が支払われるため配当控除の対象外となります。

ETFの場合、構成される資産の外貨/非株式割合によって配当控除率が決まります。
よって、上場高配当に組み込まれているREITから受け取る分配金は合法的に配当控除が受けられるというものになります。とはいえ、構成比約10%ですから、わずかな額ではありますが。



一方、上場高配当には欠点もあります。それは「取引が少ない」ことです。平時の出来高は1000株前後しかなく、流動性が低いことがうかがえます。その点に留意し、指値でもって暴落時に少しづつ摘まんでいくのが良いのかな?というのが私の考えです。


※投資は自己責任でお願いします。
※詳しい税制はお近くの税務署までお尋ねください。

 

2019/01/26

クラウドクレジット 為替ヘッジ?マイクロファイナンス?


今回は私も投資させていただいているクラウドクレジットと、その取扱商品の特徴などについて紹介と解説をしたいと思います。


2019/01/25現在の運用残高


・クラウドクレジット取扱案件の特徴

いわゆる新興国もしくは途上国と呼ばれる国や地域での、証券化されたマイクロファイナンスや事業者向け融資が中心であり、円/ユーロ/米ドルといった基軸通貨だけでなく、ハイリスクな現地通貨建ても選択可能という、非常に「攻めた案件」が多いことが特徴です。

※マイクロファイナンスとは、貧困層向け小口金融のことであり、預金口座すら持てないような人たちへの金融支援ということで、システム考案者がノーベル平和賞を受賞するほど画期的なシステムです。債務者はいわゆる「村社会」による相互監視の下、結果として高い返済率を維持するという意外な結果を示しています。
詳しくはgoogle先生に聞いてね!おーけーぐーぐる♪

※この「意外とデフォルト率の低い」小口融資集合債権を証券化した商品をクラウドクレジットが取り扱っている、みたいな風に考えていいんじゃないんですかね。


・高金利通貨建てのリスク

高金利トルコリラでスワップ生活!・・・の広告に踊らされた結果。そういう話はよく聞きます。皆さんも聞きますよね?異なる通貨の金利差は、為替変動によって吸収されるそうです。理屈はよくわかりませんが偉い人がそう言ってましたし、実際トルコリラでスワップ生活はできませんでしたよね。「まあ、そういうものなんだ」と認識してください。

よって、政策金利が高いブラジルレアルやメキシコペソ建ての商品は、提示されている表面利回りは高いですが、金利差を考慮した為替変動を織り込むと、実は日本円と似たような金利になってしまうという、摩訶不思議なシステムになっているのです。


・為替ヘッジあり日本円建てとは何者だ

あらかじめ手数料を支払って、償還時の両替時に現在のレートと同じレートで両替してもらう契約を結んでいます、ということです。これによりヘッジコスト分、利回りが低下しますが、為替変動を気にすることなく安定した実現利回りを期待できます。

※為替ヘッジを選択することで、円安による利益の機会損失が発生します。それが気になる人はドルコスト平均法を用いて時間分散という手法(毎月少額、定期的に購入)を用いるのが良いでしょう。


・私の投資スタンス

円建て、ユーロ建て、米ドル建てマイクロファイナンスを中心に時間分散投資を行ってきましたが、最近は現地通貨建て商品が増えてきたこともあり、昨年4月以降新規投資を見合わせている段階です。円・ユーロ・ドル建て商品の利回りが低下傾向にあるのも控えている原因の一つです。
代わりとして外貨建て資産は投資信託を用いて保有するようにしている、というのもありますが・・・


・総評

クラウドクレジットの株主に伊藤忠商事が参加しています。また数多くのベンチャーキャピタルが出資しており、事業者としての安全性は、ある程度担保されていると考えられます。「み〇クレ」や「ラ〇バン」みたいなケツ持ちの居ない事業者と同列ではありませんので、その点は大丈夫かなー。

ポートフォリオに外貨建て資産が少ない方は、クラウドクレジットを通じてユーロ/米ドル建て商品へ投資するという選択肢は悪くないのかもしれませんね。

※クラウドクレジットは1口1万円から投資可能月一回まで出金手数料が無料(2019/01/25現在)です。少額投資に向いた条件がそろっていますので、「火遊びしてもいい資金」から少額投資するところから始めるのが良いでしょう。



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※クラウドクレジットで取り扱っている商品は元本保証されない商品であり、投資先が新興国・途上国というカントリーリスクの高い地域です。また予想外の理由による延滞や元本割れも発生する恐れがあります。投資実行前に必ず商品内容を確認し、自己責任において投資してください。

  

2019/01/24

商品レビュー #002 セルスター バッテリー充電器 DRC-300



商品レビュー第2弾は、私が使用している原付~小型車向けバッテリー充電器です。

購入したのは4年前、所有する大型二輪のバッテリー保護用でした。通勤には自動車を使い、大型二輪は100%ツーリング用途であったため、冬場になると乗車機会が激減し、バッテリー上がりを起こしてしまったからです。

Amazonで検索したところ、安価な割にレビュー評価が高く、物は試しと思い購入しました。

付属品としてクリップタイプの端子と丸端子のコードが有り、カプラ接続によりどちらでも使えるという構造です。

自動車についてはクリップ端子を使用し、1~2か月に一回ほど充電。大型二輪にはバッテリー端子へ直接丸端子を接続し、カプラをつなげるだけで充電できるようにしておきました。

これにより季節に関わらずツーリングから帰宅後すぐに充電器を接続しておき、良好なバッテリー状態を維持するようにしています。

おかげさまでしばらくぶりに大型二輪を使用する際も、元気よくセルモーターが回ってくれます。

二輪四輪を問わず、チョイ乗りが多い方やしばらく乗らないケースが多い方などは、こういった充電器が有ればバッテリーの損耗が抑えられるかと思います。

毎月5/15/25日はポイントアップ!Yahoo!ショッピング


お買い物マラソン開催中!0と5のつく日はポイントアップ!楽天市場


プライム会員なら対象の映画・TV番組が見放題

SBISL バイヤーズ22号競売結果

<進捗7>SBISL不動産バイヤーズローンファンド22号担保不動産の競売結果のご報告

平素は、弊社をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
 SBISL不動産バイヤーズローンファンド22号の延滞債権につきまして、担保不動産の競売結果を、下記のとおりお知らせいたします。
 本競売手続の完了をもちまして、SBISL不動産バイヤーズローンファンドの延滞債権の回収手続きはすべて終了いたします。
売却価格2億1,600万円
売却決定期日2019年1月30日
売却許可決定確定日2019年2月7日

※裁判所から弊社に配当されるのは売却許可決定から2ヶ月程度と考えております。

以上、SBISL公式サイトより引用
延滞額の8掛けで売却とは、これは良い意味でびっくりしました。ソーシャルレンディング事業者の真価が問われるのは、実際にデフォルトが発生した際の対応です。SBISLで発生したトウキョウ運河案件でのデフォルト案件はこれで全て片付いたこととなります。

延滞が発生したバイヤーズ16~22号における延滞債権の総額と回収についてまとめてみます。

延滞総額 1,335,500,000円
回収総額 1,151,513,000円
元本毀損 *,183,987,000円 回収率86%

上記は延滞債権のみでの計算ですが、正常に運用された分を含む総額ベースですと以下のようになります。

募集総額 3,189,500,000円 うち毀損 183,987,000円 毀損率5.8%

これらの計算には受け取った分配金は含まれておりません。何号にいくら出資したかによって損益ラインは変わってきますが、これで不満を感じる方は殆ど居ないのではないでしょうか。

SBISLは、ほぼ100点満点の対応が出来たといっていいでしょう。

※デフォルト対応の比較対象が「み〇クレ」とか「ラ〇バン」など、酷い事業者ばかりですが・・・


2019/01/23

Funds アイフル子会社を特定してみよう&案件考察

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Funds


満を持して募集が開始されたFundsですが、文字通り蒸発するがごとく案件が埋まった模様です。

さて、そんな中でアイフル案件について前回の投稿は取り急ぎ書き綴ったものなので、もうちょっと詳しく検証してみたいと思います。

ファンドスキームについて、私の解釈は以下のようになります。
・アイフルがファンド組成、Fundsを通じて投資家から資金を募る
・連結子会社たるA社へ貸し付けを行う(リコースロン
・A社の取り扱うビジネスローンの原資として扱われる
・A社はビジネスローンから得られる収入を原資とし利払い、元本返済を行う
リコースローンなので、A社が貸し付けた個別案件リスクはA社が負う
A社が破たんした場合、元本毀損が発生する可能性が高い
・アイフルは本案件の利払い及び元本への連帯保証をもたない

以上のことから本案件は「東証一部上場企業アイフルの連結子会社A社の私募債」ということになるのでしょう。

多くの投資家が誤認しそうですが、アイフル発行社債とは別の性格の商品であることに注意してください。連結子会社ですから最大限の努力はするのでしょうが、いざとなったら切り捨てることもありえる、という可能性が無いわけではない、ということと私は認識しています。

本案件紹介ページでは、アイフルが昨年募集した社債を比較(これこそ誤認の元凶では?)に出しています。この私募債は格付けBB(Bloomberg2018/09/14記事より)であり、BB格は投機的格付けもしくはハイ・イールド債と呼ばれるカテゴリーとなります。

以下、野村證券・用語解説から引用


投機的格付け(とうきてきかくづけ)
格付け会社が債券に付与する格付けのうち「BB」格以下の格付けのこと(日本のR&Iや米S&P、フィッチなどの場合。米ムーディーズでは「Ba」格以下)。信用リスクの高い格付けで、「投資不適格格付け」ともいう。相対的に信用リスクの低い「投資適格格付け」と対比される。

一般的に、投機的格付けを付与された債券は投資適格債と比べて債務不履行の可能性が高い分、高めの利回りが期待できることから「ハイ・イールド債」と呼ばれる。


アイフルが直接発行する私募債ですらこの格付けですから、A社が対象となると信用格付けはBBより下になるのでしょう。
※要するにソシャレンってハイリスクなジャンク債だらけなんですよね、たぶん。
※視点を変えて考えれば、それだけ日本は金利が低いということかと。

では次に「アイフル連結子会社のA社」について検証してみましょう。ぶっちゃけていってしまえば前回投稿で検証したようにビジネクスト株式会社なんでしょうけど。

Fundsでは以下のように紹介しています。

本社所在地東京都港区
設立2001年1月18日
資本金1億円
上場・未上場未上場
財務情報財務情報
特記事項アイフル社の連結子会社

ビジネクスト株式会社の会社概要は次の通り


商 号 ビジネクスト株式会社(英字表記:BUSINEXT CORPORATION)
本社所在地 東京都港区芝2丁目31-19
TEL & FAX TEL. 03-4503-6300 FAX. 03-4503-6310
設 立 平成13年1月18日
資本金 1億円
役 員 代表取締役社長 中川 次夫
従業員数 120名
事業内容 事業者金融業
登録番号 関東財務局長(6)第01262号

所在地、設立年月日、資本金と共通する項目が多いですね。


次にアイフルのIRをチェックしてみましょう。次のリンク先にある2018年3月期の欄の、いちばん右側「2018年3月」とあるPDFファイルを開き、「ビジネクスト」で検索をしてみてください。同社経常利益及び純利益が記載された部分がハイライトされます。
アイフル 企業・IR情報 | 財務情報 | データブック
では、A社とビジネクスト社のデータを比較します

A社(Funds案件詳細より)
・経常損益 -252百万円
・純利益  ー438百万円

ビジネクスト社(アイフルIRより)
・経常損益 -252百万円
・純利益  ー438百万円

 はい、これもう特定できたといっていいでしょう。
 ※あくまで私個人の推測です。データを並べただけであり、結果を担保するものではなく、各自自己責任の上で情報を判断してください。

 ちなみに私は申し込みが間に合いませんでした。次回に期待。

参考ですが、BlackRockが取り扱うETF「iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債 ETF(為替ヘッジあり)」は、構成銘柄の大半が信用格付BBB以上であり、2019/01/21付分配金利回りは3.14%となっています。こちらは元本変動があり、信託報酬だけでなく為替ヘッジコストが発生しますけどね。

Funds 募集案件公開

本日サービスがスタートする「Funds」での募集案件内容が公開されました。


1、LENDYオンラインレンディングファンド#1
  ・年率6.0% 4ヶ月運用
  ・中小事業者向けローン

2、大田区XEBECファンド#1
  ・年率5.0% 12ヶ月運用
  ・東証二部上場企業の不動産事業へ融資

3、アイフルビジネスローンファンド#1
  ・年率1.8% 12ヶ月運用
  ・アイフル子会社の事業者向けノンバンクへ融資


1番及び2番の案件については従来のソーシャルレンディングでも行われているスキームですね。私としては3番のアイフルに期待していたのですが・・・

アイフルが1次貸付先だと期待していたら、連結子会社のノンバンクが一次貸付先だったでござる!

ファンド組成企業であるアイフルが出資金に対する責任を負う形であれば、年率1.8%に納得して投資するのですが、連結子会社のノンバンクが飛んだら元本毀損となると、うーん、うーん・・・

借手たるA社とは、十中八九「ビジネクスト株式会社」でしょう。アイフル社のIRの中に名前が有り、H30年3月期「ビジネクスト株式会社」の財務情報と、「Funds」の案件で公開されているA社の財務情報が一致しています。

ビジネクスト株式会社とA社の所在地、設立年月日、資本金も一致しております。

アイフル連結子会社とはいえ、資本金1億の未上場企業で1.8%かー。日本株が割安な現在ならば、TOPIX ETFか、つみたてNISAでTOPIXインデックスファンド買って塩漬けの方がシャープレシオ高いのではないかと思えてしまう。

※2019/01/22付TOPIX予想配当利回り 2.36%

いやでも、安定したキャッシュフローが欲しく、かつ日々の元本変動に疲れている人にはいいのかもしれない。

そう、日々元本変動のある株価ETFとか結構疲れるのよねー


2019/01/22

ソーシャルレンディング 新規事業者への登録

今月23日から新たにサービスを開始する『Funds』へ投資家登録を行いました。

このサービスの特徴は以下のようになります。
・1次貸付先が実名公表されている
・リコースローンでの貸付であり、2次貸付先のデフォルトに対するリスクは1次貸付先が負うことになる


従来型のソーシャルレンディングでは、金融庁の意向により1次貸付先を含む全てが匿名化されており、また多くがノンリコースローンであったため『匿名事業者の個別案件リスクを投資家がすべて負う』という、今考えれば非常にリスキーな金融商品でした。

※SBIソーシャルレンディングで募集している不動産担保ローン事業者ファンドは、一次貸付先が匿名化されておりますが、スキーム自体はリコースローンであるため、2次貸付先の個別リスクは1次貸付先が負うことになります。(SBISLへ確認済み)

どのような案件が出てくるのか、とても楽しみであります。

SBISL 不動産担保ローン事業者ファンド 考察

私が行っている資産運用の一つであるソーシャルレンディング、いくつかある事業者のうち、メインで投資しているSBIソーシャルレンディングの主力商品の一つである不動産担保ローン事業者ファンドについて考察を行いたいと思います。
※注意!あくまで私個人の見解です、詳細は公式サイトにてご確認を!!

・常時募集の「無印」と、オーダーメイドファンドの「Plus」について
投資スキームはどちらも同じであり、複数の不動産担保ローン事業者(おそらくノンバンク)へ貸し付けを行い、不動産担保ローン事業者がその資金を運用(第三債務者へ貸し付け)を行うというものです。
投資資金に対する保全は、以下のようになっていると理解しております。(個人の理解)

・ローン事業者は第三債務者の保有する不動産を担保にして貸付
・ローン事業者から第三債務者への貸付上限は担保不動産評価額の70%
・SBISLは上記貸付債権へ質権を設定
・SBISLからローン事業者への貸付はリコースローンである(SBISLへ確認済み)

上記内容のうち「リコースローン」であるという点が重要であると私は考えております。ローン事業者は複数の第三債務者へ貸し付けを行いますが、その中の1案件が焦げ付いたとき、他案件から得られた利益でもってSBISLへ返済を行わなければならないからです。これにより投資家が負担するリスクが大きく軽減されることでしょう。
他事業者、例えば業界最王手のmaneoは殆どの案件がノンリコースローンであるため、中間ノンバンクのリスクが限定的となり、その分投資家がリスクを負わなければならないでしょう。

・「無印」と「Plus」の予定利回りの差について
常時募集である「無印」は3.2~4.7%、14か月運用の変動制、運用開始後に確定となります。一方オーダーメイド型である「Plus」は、一部例外もありましたが、ほぼ6.5%、12ヵ月運用となっています。
投資スキームが全く同一であり、事実上「Plus」の完全下位互換である「無印」へ投資する理由が無いように見えますね。
利回りの違いについて「両ファンドにリスクの差はあるのか」とSBISLへ問い合わせを行いました。回答いただいた内容を以下へ添付します。


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「不動産担保ローン事業者ファンドPuls」と「不動産担保ローン事業者ファンド(ファンド番号J)」の
利回りの差につきましては、借手様の資金需要の高さによるものとして
何卒ご理解をいただけますようお願い申し上げます。
弊社仕組み上、借手様の資金需要が高くとも投資家様からのご出資がなければ
ご融資できかねます為、その点も踏まえ、貸付金利につきましても借手様との相談のうえ、
設定させていただいております。

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投資スキームは同じですがローン事業者からの大きな資金需要にこたえるため、利回りを高くして資金を集めやすくするという理由のようです。とはいえ、「金利が高くなってもいいからもっとたくさん貸してください」と言ってくるのは、やはり多少リスクのある案件なのではないかなー、と個人的に感じています。
でもやっぱり「無印」へ投資するメリットが少なく、「Plus」募集を待って投資すればいいよね、となりそうですが、実はあまり話題とならない重要なファクターがあります。
・「Plus」は繰り上げ償還が多く、実質利回りはそれほど高くない。
私は本年「Plus」シリーズへ延べ360万投資しましたが、概算での税引き前利回りは約4.2%に留まっています。これは繰上返済が多く資金待期期間を含めた平均運用率の低下によるものです。


一例をあげましょう。
不動産担保ローン事業者ファンドPlus10号は6.5%/12ヶ月運用の予定で1月10日に募集されました。私は即日申し込み、当日に振込手続きを行いました。しかしこのファンドは僅か1か月の運用で繰り上げ償還となり、3月15日に返済されました。この間64日。
その為資金拘束期間を含めた年換算実質利回りは税引前2.8%となりました。
実際、どれくらいの運用率となるかデータを纏めてみました。


・無印 募集要項の運用期間を基準とし、直近14か月を集計
募集額 5,781百万円
運用中 3,182百万円
運用率 55.1%


・Plus 募集要項の運用期間を基準とし、直近12か月を集計
募集額 13,183百万円
運用中 *5,608百万円
運用率 42.5%


以上のデータから、ローン事業者は金利の高いPlusシリーズは早期に繰り上げ返済したいう意向が見え、実際その通りにしており、実質利回りはそれほどではないということが分かるかと思います。

とはいえ、「無印」も最近の運用実績を見ると運用開始時の予定利回りが3%台半ばと低迷しており、トータルで見れば「無印」の方が実質利回りが低くなると思います。(無印の実質利回りについてはデータが手元にないため検証できず)
リスクとリターン、それぞれを天秤にかけ、どのSL事業者、どのファンドへ投資するかの参考にしていただければと思います。


2019/01/21

資産運用準備編 #04 毎月の通信料金はおいくらですか





 今の時代、携帯電話(スマートフォン)は一人一台、必須とも言えます。毎月支払う携帯電話料金、何も考えずに3大キャリアで契約すると毎月1万前後の請求が来ます。 しかし、俗に言う格安SIM、正式にはMVNOですが、こちらへ切り替えることで驚くほど安くなります。我が家のケースですと、2回線契約で毎月3500円前後に収まっております。

 もちろんMVNOですと高速通信可能な通信容量が小さいため、YouTubeなどの動画サイトを閲覧すれば、あっという間に使い切ってしまい、月の大半が低速通信になってしまいます。

 そこでキャリアからMVNOへ乗り換えたことで浮いた携帯通信費を使い、自宅へ光回線を引き込むのです。自宅でスマートフォンを利用する際にはWiFi接続による光回線を使うことで高速通信容量を節約し、外出時にその枠を利用するのです。外出時に動画サイトを頻繁に閲覧することが無ければ、高速通信枠を使い切ることはまずないでしょう。

 自宅回線を引くことで、Chrome Cast や Fire TV Stick を使いYouTubeやAmazonプライムビデオとテレビで視聴することも可能になります。これがまた便利なんですよね。

我が家では第2世代型を利用させていただいております。


 出先で動画サイトなど大容量通信を行いたい場合は、WiFiスポットを活用すればよいでしょう。私が契約している OCN モバイル ONE であれば、無料で暗号化対応WiFiスポットが利用可能です。殆どのローソン及びセブンイレブンにOCNのWiFiスポットが設置されておりますから、比較的簡単に利用することが可能です。

我が家における通信費は、以下のような内訳となります。
コミュファ光 自宅回線(30メガ) 毎月4600円前後




OCNモバイルONE 2回線分 毎月3500円前後




 利用するプランや通話料によっては上記より高額になるでしょうが、上手に活用すれば毎月の通信費が大幅に圧縮可能となります。
MVNOの注意点
・MVNOでは一般的に通話料金が割高に設定されています。毎月長時間の通話をされる方は通話料金が定額になるオプションを設定したり、050PlusなどのIP電話、LINEなどを上手に活用しましょう。
・携帯端末との相性や基本設定、トラブル時の対応など各種サポートは薄目であり、基本自己責任での対応と考えてください。何でも自分でできる方はよいのですが、トラブル対応に全く自身の無い方はサポートが手厚いキャリア回線をお勧めします。