以前から告知されていた『サービサーズローンファンド7号』が3月19日午前10時より募集されます。運用期間36ヶ月、毎月元本償還型と、ソーシャルレンディングでは不人気なシステムなため、満額となるまでPlusシリーズよりは時間が有るかと予測されます。
サービサーとはいわゆる『返済が滞っている不良債権』を金融機関から安価に購入し、貸付金を回収することで利益を出すシステムです。現時点では匿名性の壁が存在するため、購入対象となる債権の中身が不明なため、投資格付けは困難かと思われます。3月19日午前10時から『SBISLサービサーズローンファンド7号』を募集します!予定年間利回り7.0%、期間約36カ月、募集額9億2,000万円。— SBIソーシャルレンディング (@SBI_SL) 2019年3月18日
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また、本案件の資金用途の一部に『サービサーズ4号及び5号』を含む借入債務の返済に使用されることが明記されています。3号以前は返済済み。4号及び5号は2020年9月及び12月運用終了予定でしたが、リファイナンスにより仕切り直しと言ったところでしょうか。
6号以前とはスキームが変更になっていること、また4号及び5号を繰り上げ償還することなどを好意的にとらえると、本事業が軌道に乗ってきた、と解釈することもできるかと思います。
4号及び5号の投資スキーム
6号の投資スキーム
7号の投資スキーム
以前までには存在しなかった『システム開発会社及び開発費用等』がスキームに加えられています。債権の買い付けや債務の回収のノウハウが蓄積され、一つのシステムとして確立したのでしょうか?まあ、少なくとも限定ジャンケンや鉄骨渡り、焼き土下座マシーンの開発、製造費用でないことは確かでしょうが。
繰り返しになりますが、買い付ける債券の中身が不明瞭なためリスク度合いを測ることは困難です。また7号からスキームが一部変更になったことが、良くなったのか悪くなったのか判断するのも難しいです。情報収集は慎重に行いましょう。
個人的な見解としては「昨今話題の匿名化解除が適用されて中身が見えるようになってから検討すればいいんじゃない?」というところです。ていうかビジネスモデルとして確立してるんならもっと低利で借りられるでしょうに。年利7.0%ってことは、そういうことなんだろうなー、と。
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