SBISLからオーダーメイド型ファンドの募集予定が発表されています。一つは過去にも募集実績があるサービサー。もう一つは稼働中太陽光案件となります。
サービサーは今回で7回目の募集となります。その内容をざっくり説明すると「焦げ付いた債権を金融機関から安く買い叩き、買い付け額より多く回収できたら利益が出る」仕組みです。
前回募集したSBISLサービサーズローンファンド 6号では、下記画像のようなスキームとなっています。投資家が出資した資金で債権を安価に購入し、貸した金を焼き土下座させてでも返済させる・・・というわけではないそうです。今はいろいろと厳しく、焼いたり飛ばせたりは出来ないみたいです。詳しくは知らないけど。
サービサーと言えば「み〇クレ」や「ラ〇バン」を連想しますね。SBISLでは何パーセント割引で購入し、その内訳がどうなっているかは公表していません。運用期間も36ヶ月と長く、ややリスク高めの案件と言えるかもしれません。
とはいえソーシャルレンディングなんて大半がジャンク債権みたいなものなので、ぶっちゃけ今更リスク云々なんて言っても仕方がないのですが(笑)
もう一件、新しいタイプのファンドが予定されています。『「稼働済みの太陽光発電所を所有する太陽光発電事業者」向け』と説明されています。詳細が公開されていないので予測になりますが、高利で借りた資金を使って立ち上げた発電所をインフラリートへ売却もしくは低利な銀行融資へ切り替えるまでのつなぎ、ブリッジローン的なものではないかと思われます。
すでに稼働しているということですからリスクは低め、それゆえの低い予想利回りとなっているのでしょう。稼働済みとはいえ災害や発電抑制などのリスクは有ります。十分精査したうえで投資を検討しましょう。
・参考記事 SBISL メガソーラーブリッジのネガ要素
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