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2019/02/12

ソーシャルレンディング リスクオフ 運用資金の代替先 前編



 現在ソーシャルレンディング投資家の間では、「み〇クレ・ラキ〇ン」債権格安譲渡事件やグリフラショックに端を発したマネマ系大量期失騒動と、リスクオフムードが広がっております。そこでソーシャルレンディングから引き揚げた資金を何処で運用して行くべきか、様々なアセットを候補に挙げてみます。


・ノーリスクローリターン部門「定期預金」


 最新の情報によれば、現在の日本の物価上昇率は政府及び日銀が目標とする2%に遠く及ばない状況です。短期目線では通貨価値が大きく毀損する可能性は極小であると管理人は推測しています。そこで「短期かつ高利な定期預金」にて一時保管するという手法は如何でしょうか。


 管理人がおすすめしたいのは「楽天銀行」の「資金お引越し定期」です。1ヶ月満期で金利0.21%(税引前・年換算)と小回りが利く割りに利回りが高いという利便性に富んだ定期預金です。この定期預金は「他の金融機関の自分名義口座から振り込まれた金額だけ組める定期」という、一風変わった制度です。しかも、満期自動解約に設定しておき他の金融機関自分名義口座へ一度振込移動させ、もう一度楽天銀行へ振り込めば再度定期が組めるという、キャンペーンが続く限り何度でもロールオーバーが可能です。

 ※新規口座開設される方へ
 楽天銀行では口座開設時にキャッシュバックやポイント付与といった様々なキャンペーンが同時並行して行われております。それら恩恵の取りこぼしが無いよう十二分に情報収集して最大の利益が得られるよう頑張りましょう。


・国内不動産部門「J-REIT ETF/インデックスファンド」


 執筆時点(2/9)でのREIT平均利回りは4.0%、ETF分配金利回りは3.0~3.4%といったあたりで、インデックスファンドもETFに準じた利回りとなっていることでしょう。利回りだけを見ればソーシャルレンディングにやや劣る数値ではありますが、ソーシャルレンディングより分散が効いているというメリットが有り、また価格が日々変動するというデメリット(上昇する可能性もありますよ)もあります。これは激安債権譲渡や巨額の期失を食らう恐れが無い代わりに、リーマンショック級の経済危機が訪れたときに元本が半分以下になる恐れがあるということです。

・参考リンク JAPAN-REIT.COM

 元本毀損の可能性についてはソーシャルレンディングの方が遥かに可能性が高く毀損率も高いでしょうから、実はデメリットでも何でもないように思えますけどね。

 安定したキャッシュフロー(分配金)が欲しい人はETFを、複利効果による資産増加を目的とする方はインデックス型投資信託が良いのではないかと管理人は考えます。

 ※J-REIT単体投資信託はつみたてNISA非対象(無印はOK)です。
 ※間違っても毎月分配タコ足配当ボッタクリ投信は買わないでね。



・国外不動産部門「海外REIT ETF/インデックスファンド」


 このアセットについても前述したJ-REITと基本は同じです。手軽に購入できる海外REITとなると、iシェアーズ米国リートETF辺りでしょうか。執筆時点(2/9)での予想利回りは4.0%ですね。もっと輝けと囁いてくるファン〇ィングのようなぁゃιぃスキームではありませんのでご安心を。インデックス型投資信託であれば、さらに選択肢は多くなります。米国集中も良し、世界分散も良し、です。

・参考リンク ノーロード投資信託徹底ガイド 海外リート型ノーロード投資信託

他にも米国籍ETFをドル建てで購入するという方法が有りますが、為替手数料や購入手数料が発生し、かつ現地国による課税等の多重課税問題(確定申告で一部取り戻すことも可能)もあるので、こちらは上級者向けの投資法となるでしょう。


後編へ続く


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※楽ラップ、iDeCo、未成年口座、ジュニアNISA口座、法人口座は対象外となります。




  

   

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