先日開催された「つみたてNISA Meetup in 名古屋」へ参加してきました。日頃資産形成/資産運用に関する勉強は、ネット上に転がっている情報を取捨選択して行ってきましたが、その答え合わせを行う場が有りませんでした。
そうしていたところ、どこかのブログで「つみップ」なる金融庁主催の講習会が有ることを知り、ちょうど近隣で開催されることもあり、良い機会であるということで参加してきました。ざっくりですが講習で学べたことを紹介していきたいと思います。
つみたてNISA Meetup in 名古屋
21日は名古屋証券取引所で #つみップ を行ったよ🎉— つみたてワニーサ (@Wa_nisa_FSA) 2019年2月22日
記念すべき30回目、今回のスペシャルゲストは山崎元さん☀️
相変わらずの鋭いトーク、みんな熱心に聞いてくれて、嬉しかったよ🎶
夜の懇親会も大盛り上がり‼️
投資仲間といっぱい語り合えて楽しかったよ😆
また会おうね💓 pic.twitter.com/4caraPpBWE
1、資産形成をしよう
日本の家計金融資産は1,885兆円(2017年末)ありますが、そのうち52%、969兆円が現預金として貯蓄されています。この比率は他の先進諸国と比較すると非常に高い数値となっています。(米国13%、英国24%)そのためいわゆるトリクルダウン、経済成長の恩恵を国民が十分に受け取ることができない状況にあります。
直近20年における家計金融資産の倍率は、米国2.9倍、英国2.6倍に対し日本1.4倍であり、家計金融資産ポートフォリオを反映した数値となっています。(俗に言う失われた20年という長期にわたるデフレ経済の影響もありますが)
2、長期積立、分散投資
資産運用の代表格ともいえる「株式投資」。日本の株価はバブル崩壊以降低迷を続けています。日経平均最高値を記録(1989/12/27@38,915.87円)した直後の1990年1月より、日経平均インデックスファンドを毎月末に1万円積み立て購入を続けた場合のシミュレーションを資料として挙げていました。
積立を開始した1990年1月末の日経平均37,189円と比較すると、昨年末の日経平均は20,015円と、当初の54%という価格水準ですが、日経平均という日本市場へ分散した指数へ、積立投資という時間分散を行った結果、最終的にはプラス収益となっています。
投資対象と時間軸の分散により、リスクを低減しリターンを押し上げる効果が有るのです。これを無理のない範囲で継続して行うことを補助する制度が「つみたてNISA」なのです。
3、つみたてNISAとは
当初設定された通常NISAは金融庁の思惑通りに行かず金融機関窓口によって資産形成に向かない商品が販売される結果となってしまいました。毎月分散タコ足配当投信や、S&P500 VIXインバースETNなどですね。
そこで金融庁は思い切って厳しい基準を設け制定したのが「つみたてNISA」です。対象となる投資信託はいずれも低コストで分散が効いた資産形成に向いた商品であり、この中から選択すれば大きな間違いを犯すことはまず無いでしょう。
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